WordPress vs STUDIO!どちらがあなたに適している?メリットとデメリットを比較!
ブログ
2024年4月21日
本記事では、これからWebサイトを構築していこうと検討している方、WordPressとSTUDIO(ノーコードツール)どちらがいいか迷っている方に向けて書いた記事です。
WordPressでは、コーディングの知識があれば高いカスタマイズ性のあるサイトを制作できますが、STUDIOではコーディングが不要で、比較的きれいなデザインのサイトが簡単に作成できます。
今回は、あなたにはWordPressとSTUDIOどちらが向いているのか、メリット、デメリットについて、解説していきたいと思います。
Contents
WordPress
メリット
- 高いカスタマイズ性: コーディングの知識があれば、ほぼ無限のカスタマイズが可能です。
- 豊富なプラグインとテーマ: 多くの無料・有料のプラグインやテーマが利用でき、機能やデザインを拡張することができます。
- SEO対策: 細かい設定が可能であり、SEOに関するプラグインも多数存在します。
デメリット
- コーディングの知識が必要: 高いカスタマイズ性を活かすには、HTMLやCSS、PHPなどのコーディングの知識が必要です。
- 保守・管理の負担: WordPress本体やプラグイン、テーマのアップデートを定期的に行う必要があり、それに伴うリスクや負担が発生します。
STUDIO
メリット
- コーディングの知識が不要: コーディングの知識がなくても、簡単に美しいデザインのサイトを作成できます。
- 保守・管理の負担が少ない: アップデート作業やサーバー管理が不要なため、保守・管理の負担が軽減されます。
デメリット
- 機能の制限: WordPressのプラグインのような多様な機能は提供されず、特定の用途に限定されます。
- カスタマイズ性の制限: デザインや機能のカスタマイズが一部制限される場合があります。
お手軽にサイトを作ってみたい!という方は断然STUDIOが向いています。
もっと具体的な違いも見ていきましょう!
SEO対策
WordPress
細かい設定が可能
WordPressはSEOに関する細かな設定が可能です。Yoast SEOやAll in One SEO Packなどのプラグインを使用すると、タイトルタグ、メタディスクリプション、URL構造などを最適化することができます。
パフォーマンスの最適化
WordPressの多くのプラグインやテーマは、パフォーマンスの最適化を目的として開発されています。高速なページ読み込みやモバイルフレンドリーなデザインは、SEOにも重要です。
カスタムコンテンツ
WordPressではカスタム投稿タイプやカスタムフィールドを使用して、SEOに最適化されたコンテンツを作成することができます。これにより、特定のキーワードやカテゴリーに関連するコンテンツを効果的に管理できます。
STUDIO
基本的なSEO機能の提供
STUDIOやその他のノーコードツールも、基本的なSEO設定を提供しています。タイトルやメタディスクリプションの設定など、基本的な最適化は可能です。
デザイン重視
STUDIOは主にデザインや使いやすさに焦点を当てています。そのため、SEOに関する高度な設定や最適化機能はWordPressよりも限られています。
外部SEOツールの利用
STUDIOを使用する場合、外部のSEOツールやサービスを利用して、より高度なSEO対策を行う必要があります。
ECや会員登録、予約機能など
WordPress
EC機能
WordPressでは、多くのECプラグインが利用可能です。代表的なものにはWooCommerceがあります。WooCommerceを使用すると、商品の追加、在庫管理、注文処理など、完全なECサイトを構築することができます。
会員登録
WordPressには会員登録機能が標準で組み込まれています。ユーザーがアカウントを作成し、ログインすることで、特定のコンテンツへのアクセス制限や購入履歴の管理などが可能です。
予約機能
予約機能は、WordPressのプラグインを使用して実装することができます。予約可能な日時の設定や予約の管理、カレンダー表示など、さまざまな機能が提供されています。
STUDIO
EC機能
STUDIOには、WordPressのような完全なEC機能を提供するものはありません。代わりに、外部のECプラットフォームやサービス(Shopify、WooCommerceなど)との統合をサポートすることが一般的です。
会員登録
STUDIOは、基本的な会員登録機能を提供していますが、WordPressほど柔軟ではありません。特定のコンテンツへのアクセス制限や会員情報の管理など、高度な機能は限定されています。
予約機能
予約機能も一部のノーコードツールで提供されていますが、WordPressほど多機能ではありません。予約フォームの作成や予約の管理は可能ですが、高度な機能やカスタマイズ性は制限されています。
保守・管理面
WordPress
アップデート管理
WordPressは本体のアップデートだけでなく、プラグインやテーマのアップデートも定期的に行う必要があります。これらのアップデートはセキュリティの向上や機能の追加に重要ですが、アップデートが互換性の問題を引き起こす可能性もあります。
セキュリティ管理
WordPressのセキュリティ管理は重要な課題です。適切なセキュリティプラグインの使用や、強力なパスワードの設定、不要なプラグインやテーマの削除などが必要です。また、定期的なバックアップも重要です。
パフォーマンスの最適化
WordPressサイトのパフォーマンス最適化も重要です。キャッシュの設定、画像の最適化、ページのロード速度の改善などが必要です。
STUDIO
アップデート管理
STUDIOでは、通常、本体のアップデートやセキュリティパッチの適用はプロバイダーによって管理されます。ユーザーは通常、手動でアップデートを行う必要はありません。
セキュリティ管理
ノーコードツールは一般的にセキュリティに関する負担が少ないです。プロバイダーがセキュリティを管理し、ユーザーは基本的なセキュリティプラクティスに従うだけで済みます。
パフォーマンスの最適化
ノーコードツールは通常、基本的なパフォーマンス最適化を自動的に行います。プロバイダーはサーバーの管理やパフォーマンスの最適化を行い、ユーザーは特に手動で何かを調整する必要はありません。
制作期間(オリジナルテーマ)
WordPress
デザインから実装までの手順
まずデザインを作成し、その後、HTML、CSS、PHPなどのコーディング作業が必要です。デザインの作成には時間がかかる場合がありますが、実装にはそれ以上の時間がかかることがよくあります。
カスタマイズの範囲
テーマのカスタマイズやプラグインの導入により、ウェブサイトの機能やデザインを自由にカスタマイズすることができます。ただし、このカスタマイズ作業には時間がかかる場合があります。
STUDIO
デザインから実装までの手順
デザインと実装が一体化しています。プリセットのデザインやコンポーネントを組み合わせることで、比較的短時間でウェブサイトを作成することができます。
カスタマイズの範囲
プリセットのデザインやコンポーネントを利用するため、カスタマイズの範囲が限定されることがあります。一方で、STUDIOが提供する機能やオプションを利用して、基本的なカスタマイズは可能です。
まとめ
WordPressが向いている人は…
保守・運用をしてくれる人がいる、または自分でできる
カスタマイズ性の高い機能やデザインが必要
上記のような方はWordPressでWebサイトを作っていくのがおすすめです。
STUDIOが向いている人は…
素早くWebサイトを公開したい
複雑な機能は要らない
上記のような方はSTUDIOでWebサイトを作っていくのがおすすめです。
もう一度言いますが、Webサイトを一度構築してしまうと、後から作り直すにはかなりのコストがかかってしまいます。高度なカスタマイズが必要であればWordPressが適していますが、手軽に美しいデザインを作成したい場合はSTUDIOが向いています。慎重な検討を行い、あなたのニーズに最適な選択をしましょう。